HubSpotのマーケティングEメール配信前チェックを、毎回使える実行手順に
HubSpotでマーケティングEメールを配信するとき、毎回まったく新しい仕事をしているわけではありません。
本文を作る。件名を設定する。配信対象を選ぶ。リンクを確認する。プレビューを見る。テストEメールを送る。配信日時を設定する。
内容は変わっても、配信までに確認するポイントには共通するものがあります。
ClaudeやChatGPTなどのAIを使えば、メール本文の下書きや表現の調整を効率化することもできます。テンプレートを使えば、メールを一から組み立てる作業も減らせます。
それでも、実際にHubSpotを開いて配信設定を行い、「この状態で送ってよいか」を確認する仕事まで、すべて自動化するとは限りません。
SECTION 802では、こうしたマーケティングEメールを配信するたびに人間が確認していることをチェックリストとして登録できます。
HubSpotの画面を開いたままChrome拡張からチェックリストを実行し、確認が終われば、その回の実行結果を履歴として残せます。
「配信前チェックリストを作ってある」だけではなく、今回のメールでも実際にその確認を行ったことまで残すための使い方です。
どんな業務か
HubSpotのマーケティングEメールで繰り返す「配信前確認」
マーケティングEメールでは、コンテンツそのもの以外にも確認する項目があります。
例えば、
- 件名とプレビューテキスト
- 差出人名や送信元
- 配信対象と除外対象
- 本文中のリンクやCTA
- パーソナライズされた内容
- デスクトップ・モバイルでの表示
- テストEメール
- 配信日時
などです。
HubSpotには、マーケティングEメールを作成し、受信者を設定し、プレビューやテストを行ったうえで送信・スケジュールするための機能があります。
つまり、SECTION 802がHubSpotの代わりにメールを作成したり、メールを送信したりする必要はありません。
SECTION 802で扱うのは、その途中で人間が行っている、
「今回のメールについて、必要な項目を確認したか」
という業務です。
毎週のニュースレターでも、イベント案内でも、製品アップデートのお知らせでも、配信するたびに似た確認を繰り返しているなら、その部分を実行できる共通手順として整理できます。
よくある問題
メール作成を効率化しても、最後の確認は残る
マーケティングEメールの制作は、さまざまな方法で効率化できます。
過去のメールを複製する。
テンプレートを使う。
ClaudeやChatGPTで本文の下書きを作る。
別のシステムから情報を集める。
定型部分を自動生成する。
こうした効率化によって、「メールを書く」という作業そのものは短くできます。
一方で、制作が速くなるほど、最後に人間が確認する部分だけが相対的に残ることがあります。
文章は正しいか。
リンク先は今回のページになっているか。
配信対象は合っているか。
以前のメールを複製したことで、古い情報が残っていないか。
今回設定した日時で配信してよいか。
作成方法を効率化することと、配信前の確認をなくすことは別の問題です。
だからこそ、毎回残る確認だけを共通の手順として切り出しておく意味があります。
HubSpotにも確認機能がある。それでも共通手順を持つ理由
HubSpotには、マーケティングEメールを送信する前に設定内容を確認する機能があります。
プレビューを確認したり、テストEメールを送ったり、設定上不足している項目を確認したりできます。
これらは、そのまま利用します。
SECTION 802は、HubSpotが持っている確認機能を置き換えるための製品ではありません。
例えばチーム内で、
- 本文中のすべてのCTAを実際にクリックする
- 過去メールから複製した日付が残っていないか確認する
- 今回の施策で指定された配信対象とHubSpot上の対象が一致しているか確認する
- テストEメールを担当者自身の受信トレイで確認する
- 配信予定日時を施策予定と照合する
といった運用を決めている場合、それはHubSpotというツールの機能ではなく、そのチームの仕事の進め方です。
こうした確認をSECTION 802のチェックリストにすれば、HubSpotの機能を使いながら、自分たちの配信手順も同じ流れで実行できます。
SECTION 802ならどう運用するか
SECTION 802では、HubSpotのメール送信機能を置き換える必要はありません。
HubSpotはこれまでどおり利用します。
その上で、マーケティングEメールを配信するたびに人間が確認している項目をSECTION 802のチェックリストとして実行します。
- 1
毎回確認していることを整理する
まず、現在マーケティングEメールを配信するときに確認していることを洗い出します。
理想的なメール制作手順を一から設計する必要はありません。
実際に担当者が毎回、
「これは送る前に見ている」
という項目から始めます。
例えば、配信対象、件名、リンク、テストEメール、配信日時などです。
- 2
配信前チェックリストとして登録する
洗い出した確認項目をSECTION 802へ登録します。
詳細なHubSpotの操作マニュアルをすべて入れる必要はありません。
チェックリストの役割は、
「HubSpotのどこをクリックするか」
を説明することよりも、
「配信する前に何を確認するか」
を実際の作業中に確認できる状態にすることです。
- 3
HubSpotを開いたままチェックリストを実行する
マーケティングEメールを作成したら、HubSpotの編集画面を開いたままSECTION 802のChrome拡張からチェックリストを実行できます。
HubSpotとチェックリストを別々に行き来するのではなく、実際の配信設定を見ながら一つずつ確認します。
特定のWebページと結びつける必要がなければ、SECTION 802のWebアプリから直接実行することもできます。
- 4
HubSpotのプレビューやテスト機能も使って確認する
表示確認が必要ならHubSpotでプレビューを開く。
実際の受信状態を確認したいならテストEメールを送る。
配信対象を確認するなら受信者設定を見る。
SECTION 802だけを見て「確認済み」にするのではなく、実際のHubSpot画面やテスト結果を見ながらチェックを進めます。
SECTION 802は確認作業の入口であり、確認対象そのものはHubSpotにあります。
- 5
確認が終わったらSECTION 802の実行を完了する
必要な項目を確認したら、その回のチェックリストを完了します。
これにより、
「マーケティングEメール配信前チェック」
を今回実行したことがSECTION 802の履歴として残ります。
その後、HubSpot側でメールを送信またはスケジュールします。
実際のチェックリスト例
HubSpot マーケティングEメール配信前チェック
- 件名とプレビューテキストが今回の内容になっていることを確認した
- 差出人名・送信元などの配信設定を確認した
- 配信対象と除外対象が今回の施策に合っていることを確認した
- 本文中のリンクとCTAの遷移先を確認した
- パーソナライズされる内容を含め、表示内容をプレビューした
- テストEメールを送信し、受信した内容を確認した
- 配信日時と送信方法を確認した
これは一般的な例です。
実際に確認する内容は、配信しているメールやチームの運用によって変わります。
例えば毎週のニュースレターであればリンク確認を重視するかもしれません。
イベント案内なら開催日時や申込ページを重点的に確認するかもしれません。
既存顧客だけを対象とした案内なら、配信対象の設定が特に重要になることもあります。
すべてのマーケティングEメールで同じ巨大なチェックリストを使う必要はありません。
繰り返し発生する配信パターンごとに、「毎回確認すること」を実際に使える長さへ整理します。
SECTION 802 操作イメージ
説明用デモ
HubSpotの配信設定を見ながら、配信前チェック
別のWebサービスで実際の仕事をしながら、SECTION 802の確認手順を実行する流れを体験できます。
HubSpotでのメール作成を想定したデモ画面です。実際のHubSpot画面ではありません。
CTAを押すと、Demo内でリンク確認を体験できます。
実行履歴には何が残るか
例えば、HubSpotのマーケティングEメール配信前チェックを実行すると、SECTION 802の履歴から次のような情報を確認できます。
実行履歴の例
- チェックリスト
- HubSpot マーケティングEメール配信前チェック
- 実行者
- 担当者A
- 実行日時
- 14:32
- 実行方法
- Chrome拡張
- 回答
- 各確認項目への回答
- 対象URL
- Chrome拡張から実行した場合の対象ページ
これにより、
「社内に配信前チェックリストが存在する」
という状態だけではなく、
「今回の配信前にも、そのチェックリストを実行した」
というところまで振り返れます。
SECTION 802の履歴は、メールの内容が正しいことや、誤配信が発生しないことを保証するものではありません。
また、法的な証明やコンプライアンスを保証するものでもありません。
誰が、いつ、どの確認手順を実行し、各項目へどう回答したかをあとから振り返るための実行記録です。
運用のポイント
HubSpotにある確認機能をSECTION 802へ作り直さない
HubSpotにはプレビューやテストEメールなど、メールを確認するための機能があります。
SECTION 802へ同じ機能を再現する必要はありません。
例えばチェック項目を、
「PC表示に問題がない」
とするだけでなく、
「HubSpotのプレビューでPC表示を確認した」
とすれば、既存機能を実際の業務手順へ組み込めます。
使える機能はそのまま使い、人間がそれを実行する順番をSECTION 802で整理します。
メール制作と配信前確認を分けて考える
文章作成や画像制作まで細かくチェックリスト化すると、毎回の実行項目が増えすぎることがあります。
特にClaudeやChatGPTなどを使って制作工程を効率化している場合、制作方法そのものは今後も変わる可能性があります。
一方、
「最終的に何を確認してから送るか」
は比較的残りやすい業務です。
SECTION 802では、制作工程すべてを管理しようとせず、繰り返して確認するポイントへ絞った方が運用しやすくなります。
一つの巨大なチェックリストにしない
マーケティングEメールといっても用途はさまざまです。
- 定期ニュースレター
- セミナー案内
- 製品アップデート
- キャンペーン案内
- 顧客向けのお知らせ
必要な確認が大きく異なる場合は、無理に一つのチェックリストへ統一する必要はありません。
共通部分を残しつつ、実際の仕事に合わせて必要な単位で分けます。
運用が変わったらチェックリストも見直す
HubSpotの設定方法やチーム内の運用が変われば、確認すべき項目も変わります。
使わなくなった項目をいつまでも残すと、チェックすること自体が目的になります。
チェックリストはルールを永久保存する場所ではなく、現在の業務で実際に使う確認手順として維持します。
FAQ
SECTION 802からHubSpotのマーケティングEメールを送信できますか?
SECTION 802はHubSpotのメール送信機能を置き換える製品ではありません。
マーケティングEメールの作成、受信者設定、テスト、送信、スケジュールなどの操作はHubSpotで行います。
SECTION 802では、その作業中に人間が確認する項目をチェックリストとして実行し、その結果を履歴として残します。
HubSpotにも確認機能がありますが、SECTION 802を使う意味はありますか?
役割が異なります。
HubSpotの確認・プレビュー・テスト機能は、HubSpot上で作成しているメールそのものを確認するために利用します。
SECTION 802では、それらも含めて、
「自分たちのチームでは、配信前に何を確認するか」
という業務手順を実行します。
HubSpotの機能をSECTION 802で置き換えるのではなく、HubSpotの機能を使うこと自体も毎回の確認手順へ組み込むイメージです。
Chrome拡張は必須ですか?
必須ではありません。
SECTION 802はWebアプリから直接チェックリストを実行できます。
ただし、HubSpotのようにブラウザ上の画面を確認しながら進める仕事では、対象ページを開いたままチェックリストを実行できるChrome拡張を利用できます。
SECTION 802を使えばメールの誤配信を防げますか?
誤配信が発生しないことを保証するものではありません。
SECTION 802でできるのは、配信前に確認する項目を共通の手順として整理し、それを実際に実行しやすくすることです。
確認した結果も履歴として残せますが、最終的な判断やHubSpotでの操作は利用者が行います。
関連する活用例
メールを送る前に、毎回見ている項目から始める
マーケティングEメールの運用をすべてSECTION 802へ移す必要はありません。
HubSpotはこれまでどおり使います。
ClaudeやChatGPTなどを使っている制作工程も、そのままで構いません。
その中で、
「メールを送る前になると、毎回これだけは人間が確認している」
という部分だけを切り出します。
まずは、一つのマーケティングEメールについて、配信前に毎回確認している項目をチェックリストにしてみてください。
業務手順を、実行できる形に。
実行したことを、記録に。
繰り返す業務を、ひとつチェックリストに
SECTION 802の仕組みを確認し、料金を比較して、今ある業務手順から始められます。
