WordPressの記事公開を、最後の確認まで実行できる手順に
WordPressで記事の本文を書き終えると、原稿はほぼ完成したように感じます。
しかし公開までには、投稿タイトル、URL、カテゴリー、アイキャッチ画像、本文中のリンク、CTA、Preview、公開日時、公開状態など、まだ確認することが残っています。
一つひとつは難しい操作ではありません。それでも複数の記事を扱い、修正依頼や別の連絡に対応しながら進めると、どこまで確認したかを記憶だけで管理することがあります。
記事を書くことと、その記事を公開できる状態にすることは別の仕事です。
SECTION 802では、WordPressで投稿を公開するまでに人間が確認していることをチェックリストにし、実際の公開作業に沿って実行できます。
WordPressの投稿編集、Preview、公開機能はそのまま使います。公開後は、その回に誰が・いつ・何を確認したかをSECTION 802の履歴から振り返れます。
『公開前チェックリストがある』だけでなく、今回の投稿でも公開結果まで確認したことを残すための使い方です。
どんな業務か
本文を書き終えたあとにも、公開の仕事は残っている
WordPressで記事やお知らせを作るとき、本文の執筆は作業の中心です。
ただし、文章を書き終えた時点で公開作業のすべてが終わるわけではありません。例えば、次のような確認があります。
- 投稿タイトルとURL / slug
- カテゴリーと必要なタグ
- アイキャッチ画像
- 本文の見出し構造と画像
- 本文中のリンクとCTA
- PreviewでのDesktop / Mobile表示
- 公開日時と公開状態
- 公開されたページの最終表示
必要な項目はサイトの構成や運用によって異なります。タグやCTAを使わないサイトもあれば、予約投稿を中心に運用するサイトもあります。
この記事では、WordPress Coreの標準的な投稿編集画面とBlock Editorを前提にしています。特定のテーマ、制作会社、SEO Pluginだけで成立する手順にはしません。
SEO Pluginなどでmeta descriptionやOGPを設定している場合は、そのサイトの運用に合わせて確認項目を追加できます。これらをWordPress Coreの共通機能として扱う必要はありません。
大切なのは項目を増やすことではなく、自分たちの運用で公開までに本当に確認していることを、本文執筆とは別の仕事として見えるようにすることです。
よくある問題
簡単な確認ほど、頭の中だけの手順になりやすい
本文の執筆や編集には時間をかけても、アイキャッチ画像を設定する、カテゴリーを見る、リンクを開く、公開日時を確認するといった工程は、『いつもやっているから』と記憶だけで進めることがあります。
難しい作業だけが抜けるわけではありません。慣れている単純な工程ほど、途中で修正依頼や連絡が入ったときに、どこまで終えたか分かりにくくなることがあります。
再利用できるブロックやAIによって本文作成が速くなっても、投稿設定や公開結果を確認する仕事まで自動で終わるとは限りません。制作を速くすることと、公開作業を完了することは別です。
複数の記事を並行して扱う場合や、執筆者と公開担当者が異なる場合は、本人の記憶だけでは公開準備の状態を共有しにくくなります。
WordPressの機能と、自分たちの公開手順は同じではない
WordPressには投稿設定、Preview、公開、予約投稿など、記事を公開するための機能があります。SECTION 802はこれらを置き換えません。
WordPressが提供するのは『Previewできる』という機能です。一方、自分たちの公開手順は、『Previewを開き、見出し、画像、リンク、CTA、Mobile表示を確認する』という具体的な仕事です。
WordPressの機能を使えることと、今回の投稿で必要な確認を実際に行ったことは分けて考えます。SECTION 802で扱うのは後者です。
公開前だけで終えると、公開結果の確認が手順の外に残る
投稿設定とPreviewを確認しても、まだWordPressで公開する操作が残っています。さらに、公開されたページを開いて最終的な表示や導線を確認する仕事もあります。
公開する直前にチェックリストを完了すると、『確認は終わったが、まだ公開していない』『公開後のページは見ていない』という工程が手順の外に残ります。
SECTION 802の最後の項目に、WordPressで公開したことと公開ページを確認したことまで含めれば、どこまで終われば今回の公開作業が完了なのかを明確にできます。
SECTION 802ならどう運用するか
SECTION 802はWordPressへ記事を投稿したり、自動公開したりする製品ではありません。
WordPressで記事を編集し、Previewし、公開する仕事はこれまでどおりWordPressで行います。
その流れに沿って、人間が毎回確認することをSECTION 802のチェックリストとして実行します。
- 1
公開までに確認することを整理する
まず、現在のWordPress運用で、本文を書き終えたあとに確認していることを洗い出します。
理想的な記事制作工程を一から作るのではなく、タイトル、URL、カテゴリー、画像、リンク、Preview、公開日時など、実際に毎回見ている項目から始めます。
- 2
SECTION 802で公開チェックを開始する
WordPressで投稿の編集が進んだら、SECTION 802の『WordPress 投稿公開チェック』を開始します。
DemoのようにWordPressとSECTION 802 Webアプリを別タブで開いておけば、Previewや公開ページへ移動しても同じチェックリストを見ながら進められます。
- 3
投稿設定と本文の導線を確認する
WordPressの投稿編集画面で、タイトル、URL、カテゴリー、必要なタグ、アイキャッチ画像、公開日時などを確認します。
本文では見出しや画像だけでなく、リンクやCTAを実際に開き、想定した導線になっているかを確認します。
使っていない機能を形式的にチェックする必要はありません。サイトの運用に合う項目だけを残します。
- 4
PreviewでDesktopとMobileの表示を見る
WordPressのPreviewを開き、編集画面だけでは分からない公開時の見え方を確認します。
見出し、本文、画像、リンク、CTAに加え、必要ならDesktopとMobileの両方を見ます。
SECTION 802が表示を自動判定するのではありません。担当者が実際のPreviewを見て、確認した項目へ自分で回答します。
- 5
必要な修正をWordPressで行う
Previewやリンク確認で修正が見つかった場合は、WordPressの編集画面へ戻って修正します。
修正後は必要な項目をもう一度確認します。SECTION 802は記事を修正せず、次に確認することを手順として示します。
- 6
WordPressで投稿を公開する
公開日時と公開状態を確認したら、WordPressで投稿を公開または予約します。
この操作はWordPressで行います。SECTION 802がWordPress APIを操作したり、自動で公開したりすることはありません。
- 7
公開されたページを確認する
公開操作のあと、実際に公開されたページを開きます。タイトル、画像、本文、リンクやCTAなど、今回の運用で必要な箇所を確認します。
公開前のPreviewだけで終えず、公開結果までを一連の手順に含めます。
- 8
SECTION 802を完了し、履歴を残す
公開後の確認まで終わったら、SECTION 802の実行を完了します。
履歴には、チェックリスト、実行者、実行日時、実行方法、各回答が残ります。これはWordPressのrevision履歴や編集履歴の代わりではなく、公開作業について人間が行った確認の実行履歴です。
実際のチェックリスト例
WordPress 投稿公開チェック
- 投稿タイトルを確認した
- URL / slugを確認した
- カテゴリーを確認した
- 運用上必要なタグを確認した
- アイキャッチ画像を設定・確認した
- 本文の見出し構造と画像を確認した
- 本文中のリンクを確認した
- CTAやフォームへの導線を確認した
- PreviewでDesktop表示を確認した
- PreviewでMobile表示を確認した
- 公開日時と公開状態を確認した
- WordPressで公開を完了した
- 公開されたページを確認した
これはWordPressの記事公開で使える一般的な例です。すべてのサイトで13項目が必須という意味ではありません。
タグ、CTA、フォーム、Mobile確認などの必要性は、サイトの構成や公開するコンテンツによって異なります。使わない機能は外し、毎回確認する必要がある項目へ絞ります。
SEO Pluginなどでmeta description、OGP、canonicalなどを設定している場合は、そのサイトの設定方法に合わせて確認項目を追加できます。特定Pluginの機能をWordPress標準の確認項目として固定しないことが重要です。
SECTION 802 操作イメージ
コンテンツ公開業務での利用イメージ
WordPressの記事公開チェックを体験する
WordPressを想定した作業画面と、別タブで開いたSECTION 802 Webアプリを行き来しながら進めます。
固定されたfixtureとReact stateだけで動作します。WordPress API、SECTION 802 Product API、外部サイトには接続せず、実際の記事公開も行いません。
WordPressでの記事編集を想定したデモ画面です。実際のWordPress画面ではありません。
2026年9月 製品アップデートのお知らせ
- URL / slug
- product-update-2026-09
- カテゴリー
- 製品情報
- タグ
- アップデート
- アイキャッチ画像
- 設定済み
- 状態
- 下書き
- 公開
- 今すぐ
今回のアップデート
日々の確認作業を進めやすくするため、画面表示の一部を更新しました。
CTA: 新機能を見る実行履歴には何が残るか
WordPress 投稿公開チェックを完了すると、SECTION 802の履歴から次のような情報を確認できます。
実行履歴の例
- チェックリスト
- WordPress 投稿公開チェック
- 実行者
- デモ担当者
- 実行日時
- 14:32
- 実行方法
- Webアプリ
- 回答
- 各確認項目への回答
SECTION 802に残るのは、WordPressの記事本文、revision、公開履歴ではありません。
その回の公開作業で、誰が、いつ、どのチェックリストを実行し、各項目へどう回答したかを振り返るための実行履歴です。
Chrome拡張から実行した場合は、現行仕様に沿って対象URLも履歴で確認できます。Webアプリから実行した場合は、対象URLを前提にせず同じチェックリストを実行できます。
運用のポイント
執筆工程と公開確認を分ける
企画、執筆、編集のすべてを一つのチェックリストへ詰め込むと、公開時に使う手順が長くなりすぎます。
SECTION 802では、本文ができたあとから公開結果を確認するまでなど、繰り返して使う範囲を一つの実行単位として切り出します。
WordPressにある機能は、そのまま使う
Previewや予約投稿など、WordPressが提供する機能をSECTION 802へ作り直す必要はありません。
『PreviewでDesktop表示を確認した』のように、WordPressの機能を自分たちの確認手順へ組み込みます。
公開前で終わらず、公開結果まで含める
最後の項目を『公開できる状態を確認した』だけにすると、公開操作と公開ページの確認が手順の外に残ります。
実際に公開したこと、公開されたページを確認したことまでを必要に応じて必須項目にし、その後でSECTION 802を完了します。
サイトの運用が変わったら項目を見直す
テーマ、Plugin、担当範囲、公開方法が変われば、必要な確認も変わります。
以前使っていた項目を残し続けるのではなく、現在のWordPress運用で実際に確認することへ合わせます。
FAQ
SECTION 802からWordPressの記事を公開できますか?
できません。
記事の作成、編集、Preview、公開、予約投稿はWordPressで行います。SECTION 802では、その作業中に人間が確認する項目をチェックリストとして実行し、結果を履歴に残します。
WordPressのPreviewがあれば、別のチェックリストは不要ではありませんか?
役割が異なります。
WordPressのPreviewは公開時の表示を見るための機能です。SECTION 802では、『Previewでどこを見るか』『Preview以外に何を確認するか』『公開後に何を見るか』という自分たちの手順を実行します。
SEO Pluginの設定もチェックできますか?
サイトでSEO Pluginなどを利用している場合は、その運用に必要な確認項目をチェックリストへ追加できます。
SECTION 802がSEO scoreや設定内容を自動判定するわけではありません。担当者が実際の設定画面を確認して回答します。
Chrome拡張とWebアプリのどちらを使えばよいですか?
WordPressの投稿編集画面だけで確認を進める場合は、Chrome拡張を利用できます。Chrome拡張では、現在開いているURLとChecklistに設定したURLルールによって表示対象が決まります。
投稿編集画面、Preview、公開ページなど複数のURLを行き来する場合は、複数のURLルールを設定するか、SECTION 802 Webアプリを別タブで開いて使う方法があります。
SECTION 802はリンク切れや誤字を自動で見つけますか?
自動では検出しません。
SECTION 802は記事の品質やSEOを自動判定する製品ではありません。WordPressや公開ページで人間が確認する項目を手順にし、その回答を実行履歴として残します。
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WordPressで記事を書く方法と、その記事を公開できる状態にする方法は同じではありません。
本文を書き終えたあとにも、投稿設定、リンク、画像、Preview、公開日時、公開操作、公開ページの確認が残ります。
WordPressはこれまでどおり使います。SECTION 802へ記事を移したり、自動公開させたりする必要はありません。
自分たちの運用で毎回確認していることを手順にし、WordPressを見ながら実行する。公開結果まで確認したら完了し、その回の回答を履歴に残す。
まずは、次に公開する一つの記事について、本文完成後に何を確認しているかを書き出してみてください。
業務手順を、実行できる形に。
実行したことを、記録に。
繰り返す業務を、ひとつチェックリストに
SECTION 802の仕組みを確認し、料金を比較して、今ある業務手順から始められます。
