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Google広告の検索キャンペーン公開前確認を、実行できる手順に

Google広告で検索キャンペーンを作るときは、キャンペーンの目的だけを決めれば終わるわけではありません。

コンバージョン目標、日予算、配信地域、広告グループ、キーワード、広告見出し、説明文、最終ページURLなど、多数の設定を組み合わせて公開まで進めます。

それぞれの項目はGoogle広告上で入力できます。しかし、入力できることと、今回の依頼内容や自社の運用に合っているかを確認したことは別です。

過去の設定を参考にしたり、途中で修正や別業務が入ったりすると、今回のキャンペーンについて最後にどこまで確認したかが曖昧になることがあります。

SECTION 802では、検索キャンペーンを公開するまでに人間が確認していることを、共通のチェックリストとして実行できます。

Google広告の作成、Review、公開、広告審査はこれまでどおりGoogle広告で行います。その横でSECTION 802を開き、確認した項目へ回答します。

最後にSECTION 802の実行を完了すると、誰が・いつ・何を確認したかを一回の実行履歴として振り返れます。

どんな業務か

検索キャンペーンの作成には、小さな設定確認が積み重なる

Google広告の検索キャンペーンでは、広告を見せたい検索行動と自社の目的を結びつけるために、複数の設定を行います。

一般的な作成の流れには、次のような要素があります。

  • キャンペーンの目的と検索キャンペーンというタイプ
  • キャンペーンで利用するコンバージョン目標
  • 入札、日予算、配信地域などの設定
  • 広告グループとキーワード
  • 広告見出しと説明文
  • 広告をクリックした人が移動する最終ページURL
  • 必要に応じたtracking templateやfinal URL suffixなどのURL設定
  • Google広告側のReview、warning、公開操作

実際の項目や表示順は、アカウントの状態やGoogle広告のUI更新によって変わることがあります。この記事では特定のボタン位置ではなく、公開までに人間が確認する仕事を扱います。

また、Performance Max、Display、YouTube、Shoppingなどでは必要な素材や確認内容が異なります。ここで扱うのは通常の検索キャンペーンです。

設定は公開後の広告費につながり得るため、日予算、地域、広告内容、リンク先などを公開前に確認する意味があります。ただし、SECTION 802が広告成果や設定の正しさを保証するものではありません。

よくある問題

入力できることと、自社として確認すべきことは別

Google広告は、キャンペーン作成に必要な入力欄やReviewを提供します。一方で、今回の目的が依頼内容と一致しているか、日予算が社内の指示どおりか、配信地域が企画対象と合うかといった照合は、組織ごとの仕事です。

広告グループとキーワードの関係、広告文とランディングページの内容、利用するコンバージョン目標なども、今回のキャンペーンとして何を見るかをあらかじめ決めておく必要があります。

過去の設定を参考にすると、今回の値かを見直す必要がある

広告運用では、過去のキャンペーンや社内の既存例を参考にしながら新しい設定を作ることがあります。作業を始めやすい一方で、以前のURL、地域、広告文、予算、コンバージョン目標が今回も適切とは限りません。

複数キャンペーンを並行して扱う、途中で修正依頼が入る、別業務へ一度切り替わるといった状況では、確認したつもりの項目と、修正後にもう一度見るべき項目が混ざることもあります。

SECTION 802は値を自動比較しません。今回の設定について人間が見直す順番を、実行できる形にします。

Google広告のReviewと、自社の公開手順は役割が異なる

Google広告には、キャンペーン作成時のReviewや設定上の問題を知らせるメッセージがあります。広告やアセットは作成・編集後に広告ポリシーの審査対象にもなります。これらは公開作業で必ず利用すべきGoogle広告側の機能です。

SECTION 802はGoogle広告のReviewや審査を置き換えません。Google広告側のReviewを確認したことも含めて、自社では公開前後に何を見るかをチェックリストとして実行します。

そのため、Google広告でキャンペーンを公開した時点と、広告が実際に掲載されている状態は分けて扱います。掲載状況や審査statusはGoogle広告側で確認します。

SECTION 802ならどう運用するか

Google広告はこれまでどおり使います。SECTION 802からキャンペーンを作成・公開したり、設定値を自動検査したりはしません。

検索キャンペーンの作成画面とSECTION 802 Webアプリを別タブで開き、Google広告で確認対象を見たあと、SECTION 802の該当項目へ人間が回答します。

  1. 1

    Google広告で検索キャンペーンを作成する

    Google広告で新しいキャンペーンを作り、目的と検索キャンペーンというタイプを選びます。アカウントやUIによって表示される案内は変わる可能性があるため、特定の画面位置ではなく今回選んだ内容を確認対象にします。

    この時点からSECTION 802の『Google広告 検索キャンペーン公開チェック』を開始します。

  2. 2

    目的とコンバージョン目標を確認する

    今回のキャンペーン目的と、Google広告上で利用するコンバージョン目標が意図したものかを確認します。アカウント既定の目標を使う場合も、今回のキャンペーンに合うかを見ます。

    SECTION 802がコンバージョンタグの動作や計測精度を検証するわけではありません。ここでは人間がGoogle広告上の選択内容を確認します。

  3. 3

    日予算と主要なtargetingを照合する

    日予算、配信地域などを、今回の企画や社内の指示と照合します。必要に応じて言語、ネットワーク、スケジュールなど、自社運用で毎回見ている設定を加えます。

    すべての設定を形式的に項目化するのではなく、公開判断で実際に照合しているものへ絞ります。

  4. 4

    広告グループとキーワードを確認する

    広告グループのテーマとキーワードを見て、今回扱う商品・サービスやランディングページの内容と大きくずれていないかを確認します。

    SECTION 802はキーワードの適否、検索ボリューム、マッチタイプ、成果を自動評価しません。担当者がGoogle広告上で確認した結果を回答します。

  5. 5

    広告見出し・説明文を確認する

    広告見出しと説明文を読み、今回伝える内容、表記、リンク先との関係を確認します。Google広告側に表示されるReviewやwarningがあれば、あわせて確認します。

    広告文の品質やポリシー適合をSECTION 802が判定するものではありません。

  6. 6

    最終ページURLを実際に開く

    最終ページURLは文字列を見るだけで終えず、実際にリンク先を開きます。想定したページか、404などになっていないか、キャンペーンや広告文とページ内容が大きくずれていないかを人間が確認します。

    SECTION 802がランディングページへ自動アクセスしたり、内容やリンク切れを検査したりはしません。

  7. 7

    必要なtracking設定を確認する

    組織の計測設計に応じて、tracking template、final URL suffix、自動タグ設定、URL parameterなど必要な設定を確認します。

    UTM parameterをすべての広告主の必須項目にはしません。利用している方式に合う確認項目だけをチェックリストへ入れます。詳細なタグ動作の確認は、Google Tag Manager公開チェックなど別の手順に分ける方法もあります。

  8. 8

    Google広告側のReviewとwarningを確認する

    公開前にGoogle広告が示す設定内容、ガイダンス、warningを確認します。公開を妨げる問題が示された場合は、Google広告側で内容を見直します。

    Google広告側で問題が表示されないことは、自社の依頼内容との照合がすべて終わったことを意味しません。両方を確認してから次へ進みます。

  9. 9

    Google広告でキャンペーンを公開する

    確認が終わったら、Google広告でキャンペーンを公開します。この操作はGoogle広告で行い、SECTION 802がGoogle Ads APIを通じて自動公開することはありません。

    公開しただけで広告がすでに掲載されているとは限りません。広告やアセットの審査status、掲載状況はGoogle広告側で確認します。

  10. 10

    SECTION 802を完了し、履歴を残す

    Google広告での公開操作まで確認したら、SECTION 802側の最後の項目へ回答し、実行を完了します。

    履歴には、チェックリスト、実行者、実行日時、実行方法、各回答が残ります。広告設定そのもの、キャンペーン名、予算、キーワード、広告文、URLをSECTION 802へ自動保存する仕組みではありません。

実際のチェックリスト例

Google広告 検索キャンペーン公開チェック

  • 今回のcampaign objective / typeを確認した
  • campaignで利用するconversion goalを確認した
  • 日予算を確認した
  • 配信地域など主要targetingを確認した
  • 広告グループとkeywordを確認した
  • 広告見出し・説明文を確認した
  • 最終ページURLを実際に開いて確認した
  • 必要な場合、tracking設定やURL parameterを確認した
  • Google広告上のReview / warningを確認した
  • campaignの公開を完了した

これは通常の検索キャンペーンを公開するときの一般的な例です。アカウント、入札方法、商材、組織の承認手順によって必要な項目は異なります。

tracking template、final URL suffix、URL parameterなどを使わない場合は、形式的に必須項目へ残す必要はありません。反対に、自社固有の確認がある場合は実際の運用に合わせて追加します。

SECTION 802はGoogle広告の設定、コンバージョン、キーワード、ランディングページ、広告審査を自動検証しません。人間が確認する順番と回答を実行履歴として残します。

SECTION 802 操作イメージ

実行履歴には何が残るか

Google広告 検索キャンペーン公開チェックを完了すると、SECTION 802の履歴から次の情報を確認できます。

実行履歴の例

チェックリスト
Google広告 検索キャンペーン公開チェック
実行者
デモ担当者
実行日時
14:32
実行方法
Webアプリ
回答
9項目確認

履歴に残るのは、検索キャンペーンを公開するまでに、担当者がどの確認項目へ回答したかという実行結果です。

Google広告の変更履歴、広告審査status、掲載状況、広告費、performance reportの代わりではありません。これらはGoogle広告側で確認します。

SECTION 802では、同じ公開前チェックを次のキャンペーンでも実行し、その回ごとの回答を振り返れます。

運用のポイント

今回の依頼内容と照合する項目を明確にする

Google広告の全設定をそのまま長いチェックリストへ写すのではなく、目的、コンバージョン目標、日予算、地域、最終ページURLなど、自社が公開前に必ず照合する項目を選びます。

設定項目が増えたときも、『今回のキャンペーンとして判断が必要か』を基準に見直します。

Google広告のReviewを手順の中に含める

Google広告側のReviewやwarningは置き換えず、チェックリストの一項目として利用します。

Google広告が示す問題と、自社の依頼内容・運用ルールとの照合は役割が異なるため、どちらか一方だけで完了にしません。

最終ページURLは実際に開く

入力欄のURLが見慣れた文字列でも、リンク先を開いて初めて分かることがあります。想定ページか、ページが表示できるか、広告内容との関係を人間が確認します。

Chrome拡張を使う場合、Google広告管理画面からランディングページへ移るとactive tab URLも変わります。複数URLのルールを用意するか、Webアプリを別タブで開く方法があります。

公開と掲載statusを分ける

チェックリストの最後は『Google広告でcampaignの公開を完了した』までにします。『広告配信を開始した』『広告が掲載されている』とは扱いません。

広告やアセットの審査status、キャンペーンの有効・一時停止状態、実際の掲載状況はGoogle広告側で確認します。

FAQ

SECTION 802からGoogle広告のキャンペーンを公開できますか?

できません。

キャンペーンの作成、設定、Review、公開はGoogle広告で行います。SECTION 802では、その作業中に人間が確認する項目をチェックリストとして実行し、結果を履歴に残します。

Google広告にもReviewがありますが、SECTION 802を使う意味は何ですか?

役割が異なります。

Google広告のReviewやwarningは、Google広告側で検出できる設定上の問題や案内を示します。SECTION 802では、それを確認したことに加えて、日予算を社内指示と照合した、最終ページURLを実際に開いたなど、組織独自の公開手順を実行します。

SECTION 802を使えば広告設定ミスを防げますか?

設定ミスが起きないことは保証しません。

SECTION 802は広告設定を自動検査する製品ではありません。人間が公開前に確認する項目と順番を共通化し、その回の回答を履歴として残すために利用します。

Chrome拡張は必須ですか?

必須ではありません。

Google広告管理画面など特定URLで使う場合はChrome拡張を利用できます。最終ページURLなど複数の画面を行き来する場合は、複数URLのルールを設定するか、SECTION 802 Webアプリを別タブで開いて使えます。

campaign公開後、すぐ広告が掲載されますか?

SECTION 802では広告の掲載statusを判断できません。

Google広告でキャンペーンを公開しても、広告やアセットが審査中の場合があります。審査status、キャンペーンの状態、実際の掲載状況はGoogle広告側で確認してください。

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多数の設定確認を、一回の公開手順として実行する

検索キャンペーンでは、一つの大きな判断だけでなく、多数の小さな設定確認が積み重なります。

Google広告はキャンペーンを作成し、Reviewし、公開し、広告やアセットを審査するための機能を提供します。SECTION 802はその代わりにはなりません。

Google広告を操作しながら、今回の目的、コンバージョン目標、予算、地域、キーワード、広告文、最終ページURLなどを確認する。その結果をSECTION 802で完了し、一回の実行履歴として残す。

まずは、次に作成する検索キャンペーンで、公開前に毎回見ている項目を書き出してみてください。

業務手順を、実行できる形に。

実行したことを、記録に。

繰り返す業務を、ひとつチェックリストに

SECTION 802の仕組みを確認し、料金を比較して、今ある業務手順から始められます。